「新NISAを始めたいけど、投資信託って多すぎて何を選べばいいかわからない…」
正直、わたしも最初はそうでした。証券口座を開いてログインした瞬間、数百本もの投資信託が並んでいて、思わずブラウザを閉じたのを今でも覚えています。
でも、選び方にはシンプルな法則があります。
この記事では、投資歴10年のわたしが実際に保有している・していた経験をもとに、2026年の新NISAで初心者が最初に選ぶべき投資信託3本を紹介します。
「大手証券会社のランキング通りに買ったのに、なぜか損した」という方にこそ読んでほしい内容です。
そもそも投資信託選びで失敗する人のパターン
新NISAを始めたばかりの頃、わたしはいきなり「テーマ型」の投資信託に飛びつきました。
「AI関連」「メタバース」「クリーンエネルギー」といった言葉に惹かれて、トレンドっぽいファンドを3本購入。
半年後には2本がマイナス15%超えという結果になりました。
後から調べてわかったのですが、テーマ型ファンドは「話題になった頃にはすでに高値圏」であることが多く、手数料も割高なものが多い。
初心者が最初に手を出すものではなかったんです。
では、何を買えばよかったのか。
答えはシンプルで、「世界全体に薄く広く投資できるインデックスファンド」でした。
初心者が最初に選ぶべき投資信託3選
① eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
通称「オルカン」。
投資初心者の間では最も支持を集めるファンドのひとつです。
このファンドの特徴は、先進国・新興国を含む約50カ国・3,000銘柄以上に一括投資できる点。
「どの国・どの企業が伸びるかわからない」という悩みを、分散投資でまるごと解決してくれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連動指数 | MSCI ACWI(全世界株式) |
| 信託報酬 | 年0.05775%(業界最低水準) |
| 投資対象 | 先進国+新興国の株式約3,000銘柄 |
| 新NISA対応 | つみたて投資枠・成長投資枠 両対応 |
わたし自身、現在のNISA口座のメイン積立先はこのオルカンです。
毎月5万円をコツコツ積み立て中で、長期保有を前提に「ほったらかし投資」の核として活用しています。
こんな人におすすめ:とにかくシンプルに始めたい・何も考えずに積み立てたい初心者
② eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
「アメリカ経済の成長に乗っかりたい」という方向けの定番ファンドです。
S&P500とは、アップル・マイクロソフト・アマゾン・エヌビディアなど米国を代表する優良企業500社で構成される指数。
過去の長期リターンは非常に高水準で、「米国株への信頼」をそのままファンドにしたような商品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連動指数 | S&P500(米国大型株500社) |
| 信託報酬 | 年0.09372% |
| 投資対象 | 米国の主要企業500社 |
| 新NISA対応 | つみたて投資枠・成長投資枠 両対応 |
「オルカンかS&P500か」はよく議論になりますが、わたしの意見は「どちらでも大差ない、どちらかに決めて続けることの方が重要」です。
迷っている時間のほうがもったいない。
こんな人におすすめ:米国経済への信頼が高い・成長投資枠で少し攻めたい人
③ eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
「株式だけでは怖い」という方への選択肢です。
国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産に均等分散するファンド。
株式が暴落しても、債券やREITが下支えしてくれるので、精神的に安定して投資を続けやすいのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連動指数 | 8資産均等型(独自配分) |
| 信託報酬 | 年0.143%程度 |
| 投資対象 | 株式・債券・REITの8資産 |
| 新NISA対応 | つみたて投資枠・成長投資枠 両対応 |
わたしの友人(30代・投資初心者)はこのバランスファンドでNISAをスタートしました。
「株価が下がったニュースを見ても、このファンドはそこまで下がらなかったから安心して続けられた」と言っています。
リターンよりも「続けやすさ」を重視するなら候補に入れてみてください。
こんな人におすすめ:値動きが怖い・長期でコツコツ続けたいビギナー
3本の比較まとめ

| ファンド名 | リスク | リターン期待 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| オルカン | 中 | 中〜高 | とにかくシンプルに始めたい |
| S&P500 | 中〜高 | 高 | 米国成長を信じている |
| 8資産均等型 | 低〜中 | 低〜中 | 値動きが不安な初心者 |
「まず1本だけ選ぶ」という考え方でOK
投資を始めたばかりの頃は、「複数本に分散した方がいいのでは?」と思いがちですが、最初は1本に絞る方がおすすめです。
理由は2つ。
- 管理が楽になるため、続けやすい
- どのファンドがどう動いたか学びやすい
わたしも最初の1年はオルカン1本のみ。
2年目にS&P500を少額追加、という段階的なスタートでした。
「完璧な組み合わせを考えてから始める」よりも、「まず1本買ってみる」が最強の第一歩です。
まとめ

2026年の新NISAで初心者が最初に選ぶべき投資信託3選をおさらいします。
- ✅ オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式):シンプルに世界全体に投資したい人の鉄板
- ✅ S&P500(eMAXIS Slim 米国株式):米国経済の成長を取り込みたい人向け
- ✅ バランス型(8資産均等型):値動きが怖い・安定重視の初心者向け
「どれを買えばいいか」で何ヶ月も悩んでいるうちに、積み立てられたはずの時間が過ぎていきます。
投資は「時間」が最大の武器。まず1本選んで、小さく始めてみましょう。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資商品を推奨するものではありません。
投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。