「え、ポイントって普通に貯まるんですか?」と聞いてくれた友人の顔を今でも覚えています。
NISAの積立に使えるクレジットカードがあることを知ったのは、投資を始めてから半年以上経ってからでした。
知らないまま銀行引き落としで続けていたあの期間、どれだけのポイントを取りこぼしたか……。
今回は、クレカ積立を1年続けて実際に感じたメリットと注意点を、体験談を交えてお伝えします。
「投資でポイントまで貯める」という感覚、一度知ったら元には戻れません。
クレカ積立とは?なぜポイントが貯まるのか
クレカ積立とは、NISAや投資信託の積立購入をクレジットカード払いにすることで、通常のカード利用と同じようにポイントが付与される仕組みです。
通常、現金や銀行振込では投資にポイントは付きません。
しかしクレカ決済にすることで、毎月の積立額の0.5〜1%程度のポイントが自動的に貯まっていくのです。
たとえば月3万円を積み立てている場合、1%還元なら毎月300ポイント。
年間で3,600ポイントが「ただ積み立てているだけ」で貯まる計算になります。
主要なクレカ積立の比較

| 証券会社 | 対応カード | ポイント還元率 | 月の積立上限 |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | 三井住友カード(NL等) | 0.5〜5%(カードの種類による) | 10万円 |
| 楽天証券 | 楽天カード | 0.5〜1%(カードの種類による) | 10万円 |
| マネックス証券 | マネックスカード | 1.1% | 10万円 |
| auカブコム証券 | au PAYカード | 1% | 10万円 |
わたしはSBI証券+三井住友カード(NL)の組み合わせを使っています。
基本還元率は0.5%ですが、年間100万円以上使うと翌年は1%に上がる仕組みで、日常の買い物もこのカードに集約することでポイント効率が上がりました。
1年続けてわかった「地味にお得」の実感
わたしが月3万円のクレカ積立を始めてちょうど1年が経った時点で、積立ポイントだけで約1,800ポイントが貯まっていました(還元率0.5%の場合)。
1,800円分のポイントが「何もしなくても」貯まっているというのは、実感としてかなり気持ちいい。
さらに楽天経済圏を使っている友人(楽天証券+楽天カード)の話を聞くと、楽天ポイントで積立の一部を支払える「ポイント投資」も活用していて、「実質タダで投資している感覚」と言っていました。
楽天ユーザーにとっては特にシナジーが大きい仕組みです。
クレカ積立の注意点:知らないとハマる落とし穴
体験談として、最初に知っておけばよかったと思うことも正直に書いておきます。
注意点① カード引き落としのタイミングに気をつける
クレカ積立の引き落としは、積立日の翌月になります。
「今月の投資は今月の給料から引かれる」と思っていると、翌月のカード引き落とし額が想定外に大きくなって驚くことがあります。
わたしは最初の月に「あれ、なんでカード請求がこんなに多い?」と焦りました。
注意点② クレカの利用限度額に注意
積立額をカードの利用限度額に含める計算になります。
限度額が低いカードの場合、日常の買い物と合わせてオーバーしてしまう可能性があります。
積立設定前にカードの限度額を確認しておきましょう。
注意点③ ポイント目当てで不要な支出を増やさない
「ポイントが貯まるから」という理由でカード利用を増やすのは本末転倒。
あくまで「もともとする投資にポイントもついてくる」というスタンスが大切です。
注意点④ 証券会社の変更はNISA口座ごとの手続きが必要
「楽天からSBIに乗り換えたい」という場合、NISA口座の変更手続きが必要で、同年内は基本的に変更できません。
クレカ積立を始める前に「どの証券会社×クレカの組み合わせが自分に合うか」をしっかり検討してから始めることをおすすめします。
どのクレカ積立が自分に向いているか
| こんな人に | おすすめの組み合わせ |
|---|---|
| 楽天サービスをよく使う | 楽天証券+楽天カード(楽天ポイント積立もできる) |
| コンビニ・マクドナルドをよく使う | SBI証券+三井住友カード(NL)(対象店舗で5〜7%還元) |
| とにかく還元率を上げたい | マネックス証券+マネックスカード(1.1%と高水準) |
| au経済圏を使っている | auカブコム証券+au PAYカード(1%還元) |
決め手は「すでに使っているサービスとの連携」です。
新しいカードを作るより、今使っているカードの証券会社を選ぶ方が、手続きも楽で継続しやすい。
まとめ
- ✅ クレカ積立で月3万円なら年間1,800円〜3,600円分のポイントが自動でたまる
- ✅ 楽天ユーザーはポイント投資との相性が抜群
- ✅ 引き落としタイミング・限度額・証券会社変更の手続きに要注意
- ✅ 「すでに使っているカード」の証券会社から選ぶのが最も失敗が少ない
- ✅ ポイント目当てで無駄遣いしないことが大前提
「どうせ積み立てるなら、ポイントも貯めない手はない」という感覚を一度体験すると、銀行引き落としには戻れなくなります。
まだクレカ積立にしていない方は、ぜひ一度検討してみてください。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品・サービスを推奨するものではありません。
ポイント還元率・サービス内容は変更になる場合があります。
最新情報は各社公式サイトをご確認ください。