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株式市場のニュースで「今日はSQ日」「SQ値が算出された」と聞くことがあります。SQは日経225先物などの株価指数先物・オプション取引が最終的に決済される日の値段のことで、現物の株式市場の動きとも関係があります。
結論:SQ(最終清算数値)は、取引最終日の翌営業日に、指数を構成する各銘柄の始値をもとに算出される特別な指数の値です。日経225先物の取引最終日は「各限月の第2金曜日の前日に終了する取引日」で、SQ日はその翌営業日です。2026年11月は取引最終日が11月12日(木)、SQ日が11月13日(金)、12月は取引最終日が12月10日(木)、SQ日が12月11日(金)です。この記事では、日本取引所グループ(JPX)の資料をもとに、SQの仕組みと日程を整理します。
SQ(最終清算数値)とは|先物を最後に決済する値段
先物取引には「限月(げんげつ)」と呼ばれる期限があります。期限までに反対売買をしなかった建玉は、最後にSQ値で決済されます。大阪取引所の日経225先物の取引要綱では、次のように定められています。
| 項目 | 日経225先物の取引要綱 |
|---|---|
| 取引最終日 | 各限月の第2金曜日(休業日に当たる場合は順次繰り上げ)の前日に終了する取引日 |
| SQ日 | 取引最終日の翌営業日 |
| 最終清算数値(SQ値) | 取引最終日の翌営業日における各構成銘柄の始値に基づき算出した特別な日経225 |
| 決済方法 | 転売または買戻し、または最終決済(最終清算数値による決済) |
ポイントは、SQ値が「SQ日の朝の各銘柄の始値」で計算される点です。SQ日の取引開始直後の日経平均株価とは一致しない場合があります。日経平均株価そのものの仕組みは日経平均とTOPIXの違いの記事で解説しています。
2026年11月・12月のSQ日程
JPXの「取引最終日・開始日・受渡日等一覧表」(2026年、指数先物・オプション)に掲載されている取引最終日と、そこから決まるSQ日は次のとおりです。

11月は日経225mini・日経225マイクロ先物などの限月で、12月は日経225先物(ラージ)・TOPIX先物などの四半期の限月も重なります。日経225先物は3・6・9・12月が限月のため、この4つの月のSQは一般に「メジャーSQ」と呼ばれます。
SQの週に意識されやすいこと
- SQ日の寄り付き:SQ値は各銘柄の始値で決まるため、SQ日の朝の売買が多くなりやすいと言われます。
- 取引最終日の前後:先物の建玉を持つ投資家は、最終決済まで持つか、それ以前に反対売買するかを決めます。
- 現物株を持つ個人:先物を取引していなくても、SQ日の朝は株価が普段と違う動きをすることがある、と知っておくと落ち着いて対応できます。
取引時間や寄り付き・引けの仕組みは東証の取引時間の記事、値動きの上限(制限値幅)はストップ高・ストップ安の記事で確認できます。
2026年のSQ値(日経225)|10月は68,465.23円
JPXの「最終清算数値・最終決済価格」によると、直近の日経225のSQ値は2026年10月9日に決まった68,465.23円です。2026年の各月のSQ値は次のとおりです(JPX「過去の最終清算数値等」より)。
| 限月 | 日経225のSQ値(円) |
|---|---|
| 2026年1月 | 51,525.23 |
| 2月 | 57,045.65 |
| 3月 | 52,909.45 |
| 4月 | 56,572.89 |
| 5月 | 62,628.64 |
| 6月 | 66,698.04 |
| 7月 | 69,171.55 |
| 8月 | 69,702.13 |
| 9月 | 63,039.49 |
| 10月 | 68,465.23 |
SQ値は実際の約定値段ではなく、計算で求められた指数の値です。先物の建玉を最終決済した場合の損益は、建てたときの値段とSQ値の差で決まります。
先物・オプションを始める前に知っておきたいこと
日経225先物の取引単位は「日経平均株価×1,000円」で、証拠金を差し入れて取引します。証拠金を上回る損失が出る可能性もあるため、仕組みとリスクを十分に理解してから利用することが大切です。証拠金取引の考え方は信用取引の保証金と追証の記事も参考になります。
先物を取引しない人にとっても、SQの日程を知っておくと、月の第2金曜日前後の値動きを理解しやすくなります。株式の取引は証券口座で行い、口座ごとに取り扱う商品や手数料が異なります。
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よくある疑問
Q. SQ日は毎月ありますか?
A. 日経225miniやオプションなどは毎月の限月があるため、毎月SQ日があります。日経225先物(ラージ)やTOPIX先物は3・6・9・12月の限月です。
Q. 第2金曜日が休みの月はどうなりますか?
A. 取引要綱では、第2金曜日が休業日に当たる場合は順次繰り上げるとされています。実際の日付はJPXの取引最終日の一覧表で確認しましょう。
Q. 先物を取引していなければ、SQは関係ありませんか?
A. 直接の損益はありませんが、SQ値の算出に使う始値は現物株の売買で決まります。SQ日の朝は売買が膨らむことがあるため、注文を出すときの参考になります。
まとめ:11月のSQ日は13日(金)、12月は11日(金)
SQ(最終清算数値)は、取引最終日の翌営業日に各構成銘柄の始値で算出される特別な指数の値で、先物・オプションの最終決済に使われます。2026年11月は取引最終日が11月12日(木)、SQ日が11月13日(金)、12月は取引最終日が12月10日(木)、SQ日が12月11日(金)です。直近の日経225のSQ値は10月の68,465.23円でした。先物は損失が証拠金を上回る可能性もある取引なので、仕組みとリスクを理解したうえで判断しましょう。
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。日程と数値は日本取引所グループの公表資料(2026年11月4日時点)に基づいています。